不幸せ太り

主に自分結婚に向いてなかった!という話をします。

病院に行く時、心に留めてほしいこと

 長文甚だしかったですが、以前、私が甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と診断されるまでの経緯を記載しました。

makeinu-dotcom.hatenablog.com

 この時、3か月で病気がわかったのはラッキーな方だった(数年単位で病名がわからない人もいる)と書きました。また、私はジャンルは違えど、5件目の病院で判明しました。一方で、もっと早く、こんなに病院を回らなくてもわかったのではないか、とも思っています。大まかに言いたいことは以下の2つです↓

・自分で調べて疑わしい病気がある場合は、その可能性がないか調べてもらう。

・一見関係ない症状でも、「すべて」話す。

 (多ければ、言い洩らしを防ぐため、メモしておくことを推奨します)

 

 私の最初あたりの症状として、「肝機能障害」「薬の効かない痒み」がありました。これ、実はネット検索した段階で「甲状腺ホルモンの異常」も考えられる原因として挙がっていたのです。ただ、そのころは病院に行けばわかる(調べてもらえる)ものだと思ってましたし、言わずに受診してしまっていました。甲状腺機能亢進症は、血液検査で分かりますが、所謂健康診断とかで定常的に検査する項目ではわかりません。甲状腺ホルモンに関わる検査項目を追加してもらわないといけません。甲状腺機能に関わる専門医は非常に少ないため、いきなりそちらの病院に行くのは近くにないかもしれないし、ハードルが高いですが、血液検査の項目を追加してもらうことは、普通の内科とかでもできます。また、もし甲状腺機能亢進症だった場合でも、投薬治療もそこで可能かと思います。実際、私が通院しているのは脳神経内科です。

*手術やアイソトープ治療となると違う病院に行く必要がでてきます。また、専門医の方が安心するという方は、遠慮なく相談した方が良いと思います。

 このことから、医者が「もしかしたら甲状腺機能、調べた方が良いんじゃないか」と

思ってくれるのを待つ、そんな医者に当たるよう、病院巡りをするなんてことをするより、自分で「ネットで見たら○○の可能性ありそうだな、って思うんですけど、調べることは可能ですか」と、尋ねた方がはるかに良いです。もしそれが当たっていたらすぐに治療に取り掛かれますし、外れてもその病気の可能性はない、と取り越し苦労で済んだり、別の病気の可能性を探しなおすことができます。

 

 また、自分では何の病気の可能性があるか見当つかない場合でも、受診の際、症状を「すべて」話すことをお勧めします。(言い洩らしを防ぐため、メモして話すことを推奨します)。

 甲状腺機能亢進症の症状の具体例は、調べてもらえばすぐわかると思いますが、私の身におきた症状でもこれだけあります↓

「肝機能障害」「薬の効かない痒み」「めまいや立ち眩み」「筋力低下」「異常に疲れやすい、だるい」「不眠症」「吐き気・嘔吐」「イライラする」「汗が異常に出る」「首の下が腫れる」「頻脈(脈が速くなる)」「動悸・息切れ」

 すべての人がすべての症状に当てはまるわけではありません。例えば、「眼球突出」のある方もいますが、私はありません。

 これ、全部メモもなく話すのは言い洩らしが出てきますし、「汗が異常に出る」とかって内科に言うものなのかな?なんて考えて、言わなかったりするかもしれませんよね。でも、支障をきたしていたり、今までにない症状だな、気になるなと思ったら言わないより絶対言った方が良いです。もしかしたら医者に変な顔をされるかもしれませんが、病気がわかることが最優先なのでちゃんと言いましょう。というか、ろくに診察できない医者であれば変えた方が良いです、私のように花粉症と診断されます(笑)。

 

 特に私は、ネット検索で「甲状腺ホルモンの異常」の可能性が出てきていたので、言えばよかったと後悔しています。病気は数多あり、専門分野も分かれているので、お医者さんは決して万能ではないのです。ただ、逆を言えば、自分で調べたことを共有すれば、見当つく可能性が高いのです。ネット検索、誤りもあるので見極めが必要ですが、手軽にできるので、受診の際は事前調査とその内容を医者に伝えることをオススメします。